lips化粧品口コミアプリのビジネスモデルと今後の課題を考えてみた

興味本位でlipsという美容口コミアプリのビジネスモデルと今後の課題を考えてみました。現役webディレクターなので、割とまともな考察になっていると思いますが、lipsの方々が読んだとしても気にしないでください。

lips化粧品口コミアプリの何がすごいか

東大生がlipsという化粧品口コミアプリを出していて、大型資金調達もして伸びていますよね。何がすごいかというと、自分的には総じていうと最近のトレンドに乗っていることかなと思ってます。要素分解すると、①化粧品の口コミアップしたい潜在層が多いことに気が付いた、②手軽に投稿できる設計にできている、③承認欲求にも繋がる、ということでtiktokとかそういうトレンドに近いイメージもあります。

今まででいうと、@コスメが強豪であり既存サービスだと思うんですが、@コスメは口コミの収集サイクルが違っていて、投稿が多分サンプルもらえるとかそういうインセンティブなのかなと思ってます。あと、顔出しとかしないですしね。でも、lipsはアプリですしターゲットも10代とか20代なのでtiktokみたいに顔出し前提になってますよね。

なので、そういう潜在層の投稿需要を取れたのは大きいなと。また仮説ですが、投稿の同期って化粧品の口コミ投稿したいってのもあるけど、どっちかっていうと目立ちたいもあるのかなと思いますね。まあ、ここが論点だと思ってますけどね。あとで説明していきますよ。

lips化粧品口コミアプリのKFSは口コミ投稿の容易さだと思う

あとビジネスモデルを語る上で、その市場とかサービスのKFSは重要です。無論、lipsのような口コミサプリは口コミ件数が重要です。件数だけでなく品質も重要なんですけどね。今は件数でしょう。これは普通に件数がないと比較にならないので重要です。

似たような構造のサービスやアプリは、メリカリですよね。メリカリも個人間ECですが、商品数がKFSです。フリマアプリとして商品数がないとユーザが集まりません。なので、メルカリでは商品投稿導線を相当磨いたと聞いていますし、実際簡単ですよね。でもね、ここが味噌でして、気軽にすればするほど、変な商品とか口コミってどうしても増えるんですよね。メルカリでも、石っころが1万円とかわけわからない商品もあるし、ポケモンGOのアカウントが10万円とかね、ありますもんね。

けど故にどこまで品質担保するかが問題

で口コミ投稿件数が大事なんですが、lipsでもかなり簡単でした。僕は男なんですが、美容品を試しに投稿したら超簡単でしたし、すぐいいねもついて動機付けにもなります。けど、ここが問題でして口コミの質に悪影響が起きますね。

lipsはスタートアップなのでいいかもですが、大企業でここまで容易な投稿にしてそのまま即日投稿されると変な投稿されてアプリ全体の信頼性に影響するのでなかなかできないんですよ。いわゆるレピュテーションリスクですよね。なので大企業は同じモデルで参入しづらいです。

ですが、正直同じことを続けていればそのうちlipsも課題に気づくかと思いますね。というのも、すでにlipsのレビューでは若い女の子の化粧品口コミと関係ない投稿が多くなっているってレビューで使うのやめている女性が多いです。どんな人かというと社会人層ですね。そりゃ合わないですよ、女子高生の安いコスメと社会人が求めるいいコスメは違うので。

化粧品口コミアプリlipsのターゲット選定は吉か凶か

となるとビジネス的には、化粧品口コミアプリlipsのターゲット選定は吉なのかという話が出ますね。これはマネタイズ方法とも関係するかと思います。lipsのクライアントは、広告モデルなので化粧品会社ですね。

化粧品会社といえばブランディングが大事な業界ですから、いいコスメの企業は安いブランディングはしません。また、広告なのでどんなユーザが集まっているアプリなのかで広告掲載やタイアップするかも決めると思うんですね。

それでいうと、lipsの社長が自らターゲットは若い女性と言っているので、このままの思想でいくんでしょう。そうなるともっと若い女性が使うアプリになって、口コミも安い化粧品の口コミが増えて、化粧品の口コミじゃなくてモテ自慢みたいな口コミが増えないか心配ですね。

そうなると、商品単価も安いので広告単価も下がりそうですし、クライアントの幅も安い化粧品の会社が増えそうな気がします。ビジネスで考えると、これは論点です。僕的には、@コスメとの差別化とか若い世代を獲得できればLTVが長いというメリットはあるものの、じゃあ女子高生が30才とかになって使い続けるかというと疑問でもありますね。

結構アプリとかwebサービスのブランディングとかサービス認知って重要でして、オンライン旅行系とかでいうと、一休とかreluxなんかは完全に高級旅館およびホテルのニッチな市場で勝ててる印象があります。これがいわゆる第一想起ですよね。lipsはどんなユーザのどんな第一想起を撮りたいんでしょうか。正直資金調達してお金あるのでユーザ数は増えます。論点はどんなユーザをどんなサービス思想で取るべきか?ですね。

まとめ

今日は自己満でlipsアプリの考察をしました。こういう記事の需要もあるのかな?書き続けていきますね。

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