シェアハウスに合計10年も住んだことがある筆者がシェアハウスのメリットやデメリット、トラブル、安全性などを解説します。これからシェアハウスに住むことを検討している方向けにシェアハウスの種類も含めて徹底比較します。
シェアハウスとは
まずシェアハウスについてですが、文字通り共同生活です。筆者の場合は、圧倒的に初期費用がかからないのと1人暮らしよりランニングコストもかからないため、若い頃はシェアハウスにずっと住んでいました。オークハウスというシェアハウスのポータルサイトで幾つか物件を探しては内見し、条件が良さげで人も良さげなところで選んでいましたね。ちなみに、最近では、ソーシャルアパートメントというものもありますよね。
シェアハウスとソーシャルアパートメントとの違い
シェアハウスとソーシャルアパートメントの違いでいうと、ソーシャルアパートメントは基本的に大きいリビングがあって1人部屋があるというのがコンセプトであって、分類的にはシェアハウスです。
なのでシェアハウスの方が広い意味になり、ソーシャルアパートメントはシェアハウスに内包される意味です。ソーシャルアパートのメリットとデメリットは、ソーシャルアパートメントのメリットデメリットトラブルで解説しています。
シェアハウスのメリット
では早速シェアハウスのメリットを解説します。まず筆者は、5物件くらいのシェアハウスを澄み渡ってきましたが、共通するメリットがあります。主には、コスト面でありかなり安いです。
初期費用50万は安い
体感的には初期費用が50万は安いです。シェアハウスの場合は、ベッドや冷蔵庫など1人暮らしに必要なものが最初から揃っていますし、礼金もかからないケースが多いです。それだけでなく、そもそもの家賃がシェアだけあって安いので初期費用がマジでかなり安いです。
正直これだけでもかなりのメリットかなと思いますが、シェアハウスのメリットはそれだけではないですね。どっちかっていうとお金のある人もシェアハウスに住む傾向が最近だと多いですが、そういう人は今から話すメリットに価値を感じてシェアハウスに住む傾向があるように感じます。
男女の出会いと友達が出来る
何かというと、男女の出会い、そして友達が出来る、ここでしょう。人脈とも言えますね。筆者の経験では、男女が住むシェアハウスの10%くらいはカップルができています。また、同居している中で恋愛をするので、結婚に結びつく可能性が高いためか、そのままほぼ結婚しています。驚きですよね。もちろん何組かは破局してましたが。。。
また恋愛という出会いだけでなく、友達もできます。麻雀とかboard gameとかいろいろ遊べるのもシェアハウスのメリットですね。筆者もかなり遊んでました。
寂しくないしすぐ遊べる
最後ですが、やはり一緒に住んでいるだけあってすぐに遊べます。なんなら遊び相手探しに、リビングに行くだけで秒で見つかります。面倒くさがりな人とかだと、遊びたくなった時に遊び相手探す傾向ありますが、まさにそれが可能です。
車があればドライブもいけますし、なんだかすごいリア充になれます。シェアハウスのメリットはこんなところでしょうか?
外国人がいれば語学学習も可能
実はそれだけじゃないです。最近のシェアハウスは外国人も住んでいることが多く、外国人も住んでいる場合は英語なども学習可能です。留学生とかが多いですが、留学生も外国人も日本人と会話したいため、ラーニングエクスチェンジも全然できます。なんなら付き合えば高速で学習可能です。ちなみに名古屋に外国人と交流することをコンセプトにしたシェアハウス180という物件サイトもありまして、名古屋のシェアハウスで英語力向上まとめで解説しています。
シェアハウスのデメリット
一方でシェアハウスのデメリットは、いろいろありますね。まあこのリスクというかデメリットをのみ込めるか次第でシェアハウスに住むことは前向きに考えればいいのかなと思いますね。
同居人との相性というリスク
1つは同居人との相性というリスクでしょうか。結局どんな人が住んでいるかはわからないですし、生理的に合わない人もいることでしょう。これは確実にデメリットというかメリットとの裏返しですね。
筆者のオススメ的には、距離を遠くする、なるべく絡まない、これがベストです。こっちから話しかけずにそれとなく距離を取ればさすがにシェアハウスといえども絡んでくるケースは減ってきますので。
プライベート少なめ
またシェアハウスなのでプライベートも少なめです。特にリビングで1人でゆっくりなんてできません。自分の部屋でしかできません。ここも我慢できない場合は、結構きついかもしれません。
個人的には、プライベートを確保したいけどシェアハウスに住みたい場合は、同性だけが住むシェアハウスがオススメですね。というのも、気を使わずにすみますし、異性を連れ込んでもそこまでトラブルになりませんからね。
生活時間が合うかどうか
あとは筆者が結構苦しんだのは、生活時間が合うかどうかですね。例えば朝型なのに夜型の人と一緒に生活するのは後述しますが、戸建タイプだとマジで辛いです。寝ている時に、生活音がしますしストレスがかなりたまります。
そのため、こういったシェアハウスならではのデメリットを開始したい場合は、できるだけ1人の空間を確保できるシェアハウスを探しましょう。
シェアハウスのトラブル
あとはそうですね、シェアハウスのよくあるトラブルも話しましょう。筆者の経験では、恋愛、睡眠、会話、この3つですかね。
恋愛系
シェアハウスのトラブルでは恋愛系はつきものです。特に多いのは、セクハラとか別れて気まずい系ですね。まあセクハラはそこまでひどくないと思いますが、まれに酔ってお尻触るとかありましたね。中年男性でありました。
あとは別れて気まずいとかもなくはないですが、でも同居しているので気まずいは越しているケースがほとんどだったように思います。さすがに同じシェアハウスで複数人に手を出す人はいませんでした。
あと個人的にきついなーと思うのは、片思いの相手に恋人がいてシェアハウスを訪れてリビングでいちゃつくとかですかね。速攻で部屋に戻りましょう。あとは、片思いの相手の恋人がシェアハウス内にいるっていう恋敵がシェアハウス内にいるとかですかね。まあ面倒くさいと思います。
睡眠系
睡眠系もつきものです。シェアハウスではほぼハウスルールみたいなのがあり、1時には寝ましょうとか、12時回ったら大声で話すのはやめましょうとかあります。それでも酒が入ると守らないんですよ。
で、ラインで迷惑です、というメッセージが出回るっていうのが毎月起こります。バカなのかと思いますが、バカもいるので仕方がありません。これは正面切って迷惑です、ルール守れよと言いましょう。
会話系
あとはまれですがどうにも会話の相性が合わない相手もいると思います。これはさすがに正面切っていうとギスギスするので、できるだけ2人で会話しなくて済むようにするといいと思います。
シェアハウスの種類を徹底比較
最後に、シェアハウスの種類を徹底比較してみたいと思います。種類でいうと、戸建タイプ、ドミトリータイプ、寮タイプです。
戸建タイプ
戸建タイプのシェアハウスは、部屋数が少なく距離が近いのが特徴です。女性限定とかに多いと思います。このタイプは距離が近いので絶対に内覧してできるだけ同居人の特徴を見ることをオススメします。
あと、できれば男女混合は面倒なので避けたほうが無難かと思います。
ドミトリータイプ
ドミトリータイプのシェアハウスもあります。要は1部屋に複数人で寝るタイプです。これも神経質だとオススメできません。まずプライベートは皆無です。コストが少ない、安いのがメリットなので期間限定で割り切って住みましょう。
寮タイプ
あとは寮タイプです。これはもともと大型マンションとかの30部屋のマンションを刈り上げて、シェアハウスとして貸し出すパターンです。ソーシャルアパートメントはこれですね。初めてのシェアハウスではこのタイプがオススメです。だって、1人の空間がありますからね。
10年経験者が語るシェアハウスの物件の選び方
最後に、シェアハウスの10年経験者が語るシェアハウスの選び方を語ります。大きくは、内覧で散らかり具合をチェックする、内覧せずに周辺環境を見る、できるだけ住んでいる人に会う、この3つです。
内覧で散らかり具合を見る
これは内覧で確認できます。オークハウスでも内覧できますのでやってみましょう。散らかり具合で、どんな人が住んでいるかある程度把握できます。もちろん、無難なのは綺麗な方です。特に玄関は簡単にチェックできますよ。
周辺環境を見る
あとは1人暮らしでも同じですが、周辺環境をみましょう。コンビニやスーパーですかね。特に複数あるところがオススメです。理由は、会いたくない時に会う可能性が減るからです。
住んでいる人に会う
あとはできるだけ住んでいる人に会いましょう。この方法はもう偶然を装って会うしかないです。会うのか、待ち伏せしてどんな人が住んでいるか見るとか。あとは内覧で挨拶するとか。お願いするとかですね。
まとめ
シェアハウスは安いですし、なんだかんだ行って楽しいことの方が多いです。お金貯めたい人はチャレンジしてみてもいいかと思います。シェアハウスで結婚や恋愛もできますし、安いだけじゃないところも魅力ですよ。